もし日本が多夫多妻制になったら、もっと多くの人が救われると思う
- 2017.12.22
- 恋愛観、ジェンダー

一生一人の人と添い遂げる
今の日本では当たり前とされていますが、個人的にはこれ、
目次
一夫一妻制への違和感
一生一人だけに決めなければならない
そもそも、脳科学的な実験データから、人間が無理なく相手を受け入れて
「とろけるほどめっちゃ好き♡」
と脳が勘違いできる期間はドーパミンの分泌期間からすると3年とされています。
結婚するのが30歳として、死別するのが80歳とすると、結婚生活は50年です。
正常な恋愛期間が3年であるのに対して、原則50年も同じ相手と一緒にいなければならず、しかもその期間、「ちょっとイイな♡」と思う相手と浮気すれば法的に罰せられます。
なんて不自然かつ非科学的な制度なんだろうとこっそり思っていました。
一夫一妻制の限界
優秀な男性は数に限りがある
一夫一妻制は違和感と同時に限界もあると思います。
男性と違い、女性は一人の子供を残すために時間も労力もリスクも男性とは比にならないくらいの大きさで背負っています。
そのため、より優秀な男性を捕まえてより優秀な子供を残したいと本能的に常に思っているのです。
しかし、世は一夫一妻制を取っており、一度結婚してしまうとその人が結婚している間は原則手を出してはいけない。
「この優秀な遺伝子ほしい!」
と思っても、たいていそういう優秀系男子はだれか別の人が早めに手を付けていて残っていません。
そうなると
「じゃ、あたし、このまま独りでいっか」
となってしまう女性がどんどん出てきて、結果として未婚率が上がり、少子化を招く原因となってしまうんです。
教育を受けなければ一夫多妻制になる
今でこそ「浮気は悪」「一人に絞れ」というのが社会通念上普通となっていますが、それは小さいころからそのように教育され続けているからです。
昔、日本でも一夫多妻制だったように、何も教育を受けない状況であれば、女性も一夫多妻制に違和感を持たないと思います。
現に、今の世の中でも「不倫しまくっている」と知られてしまっていてもなお、ずーっと女が絶えない俳優や議員は大量にいます。
なぜなら、女性は
【自分一人だけを愛してくれる冴えない普通の男】
よりも
【たくさん女がいるけどめちゃめちゃ強くてイケてる男】
の方が遺伝子を残したいと本能的に考えるからです。
でも一夫多妻制は嫌
ここからは完全に個人的意見になってしまいますが、一夫多妻制はちょっと納得いきません。
一夫多妻制でも、より良い遺伝子を残せる可能性は高くなりますが、女性からすると、一生一人の人と一緒にいなければいけない、という縛りからは解放されないからです。
理想の夫婦像
①男女ともに一生一人に絞らなくていい
②より優秀な相手の子供を残せる
私の個人的意見では、この2点が網羅できている夫婦関係が一番理想的なんじゃないかと思います。
そして、これが成し遂げられるのが多夫多妻制なんです!!
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多夫多妻制のメリット
男女ともに一生一人の人に絞らなくてもいい
多夫多妻制を何人体制までOKにするかにもよりますが、5人対5人だと仮定しても、すべての人に対して脳のドーパミン的に飽きるのが5×3=15年かかります。
15年もたてば、最初の人に改めて惚れることも可能になる(かもしれない)ので、なんとか成り立つのではないでしょうか。
少なくとも、一生一人に絞るよりは楽しい結婚生活が送れると思います。
男女ともにより優秀な相手との子供を残せるチャンスがある
5人対5人の夫婦関係であれば、様々な組み合わせの遺伝子が可能なので、
極寒にも灼熱にも耐えうる子供を作ることが可能でしょう。
育児家事を分担協力できる
今の世の中、女性でもバリバリ働いて稼いでくる人が増えています。
そうなると問題になるのが育児と家事。
一夫一妻制であれば、夫婦のどちらがどの程度担当するのかもめてしまいますが、多夫多妻制であれば、当然家事の量も増えるとは思いますが、分担性が取れ、かつ子供も手伝ってくれるようになればかなり負担が軽くなるでしょう。
子供の社会性も育ちやすい
少子化が進んでくると多くの子供たちが一人っ子になります。
一人っ子として育つと、他の子供がどういう考えを持っているのか、どういう遊びをしていて、どういうときに悲しくなるのか、幼稚園に上がるまで知ることはできません。
しかし、多夫多妻制の家庭内で育つと、親以外にも親代わりの大人がたくさんいて、子供も当然自分以外にもたくさんいます。
世の中、自分の思い通りにならないこともある
ということをかなり早い段階から学べるのはとてもいいことだと思います。
夫、妻の悩みを共有できる
結婚生活で必ず生まれるのが、
夫、妻への愚痴。
一夫一妻制だと、夫の愚痴をママ友に話しても
「優しそうな旦那さんじゃない^^」
と言われ、本当の意味で理解してもらえることはまれでしょう。
それに対して多夫多妻制であれば、
妻A「ちょっと聞いてよ。この前夫Bに買い物頼んだらさー・・・」
妻B「あーーそれちょーわかる!夫Bってそういうとこあるよねーー」
妻C「私もこの前、夫Bと外食した時、こんなことあってちょームカついたー!!」
妻D「でも夫Bって●●なとこあって、何気にいいとこもあるよね」
妻A「確かに・・・夫Bはそういうとこ良いよね。その点、夫Aってこういうとこ最悪じゃない?」
妻B妻C妻D「ちょーーわかるーーー!!」
っていう、他の妻たちと夫の愚痴もノロケも共有できます。
一夫多妻制であれば、家庭の不満は自分で解消しなければいけませんが、多夫多妻制であれば、同じ悩みや愚痴を共有できるので不満をため込むことが少なくなり、結果的に夫A~夫Eに対して、優しく理想的な妻でいることが可能となります。
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まとめ
好きな人と一緒にいたい
というのは全世界、全人類に共通する感情だと思います。
ただ、その「好きな人」は一生に一人である必要はないというのが私の考えです。
もう少しだけ、「愛」のカタチに寛容になれたら、もっと多くの人が幸せを感じられるはずです。